感動!芸術鑑賞
セルリアンタワー能楽堂にて
金曜日は「能のお披露目会のクルージングパーティ」へケータリングのお仕事。ちょうどその日は渋谷のセルリアンタワー能楽堂で能を観る予定だったのです。偶然の能つながり。今回の能は解説付きの「羽衣」でした。装束を身に着けるのを実演してくださったり、謡を観客みんなでやってみたり。能ってむずかしいと思っていましたが、こうやっていろいろ解説してくださると、わかりやすいし興味深いので、とってもいい会だと思います。両親と一緒だったのですが(うちの父は趣味で能のお面や獅子を彫っているのです)とても喜んでくれました。その後、パートナーと待ち合わせをして4人で渋谷マークシティ25Fのレストラン「アビエント」へ。とびきりの席を用意してくださり、にこやかな対応とおいしくて比較的リーズナブルな料金。夜景もばっちりきれいですばらしかったです。
ラ フォル ジュルネ & カユマニスディナー
夜は国際フォーラムで本日までの音楽の祭典「ラ フォル ジュルネ」でベートーベン鑑賞。諏訪内晶子さんのヴァイオリンです。ひとことですばらしい!超満員のAホールは熱気に包まれていました。外に出るとワゴンの屋台がたくさん出ていて、各国の料理やお酒なんかを野外でいただけるようになっています。今回は時間の関係でこれ1つしか聴けなかったけど、ほんとにすばらしいイベントだと思いました。ぜひぜひ来年からも定番にして欲しい。大成功ですね。
コンサートの後は「カユマニス」
でディナー。本日はパートナーのバースデーだったのでこの新しい話題のレストランを予約しておきました。ここはバリリゾートをコンセプトにしていて、「シナモン」という意味です。スプマンテ「フェラーリ」といただいたメニューは
・アミューズ(サクラマスのタルタル」)
・森のキノコのタイ風味 ウズラの玉子、パンチェッタ添え
・帆立貝と才巻エビのナージュ仕立て 生姜とセルフィーユ風味
・イトヨリのポワレ スナップエンドウとパプリカ添え シトラスとバジルのソース
・フランス産 兎の梅酢風味 エスカベッシュ ポーピエット仕立て フォアグラ添え
・アンコウのポワレ ヴァニラ風味 ポートワインソース ジャガイモのフォンダン添え
・ココナッツクリームとマンゴーキャビア レモングラスとライムの香り
・コーヒーとプティフール
正直言って、奇をてらいすぎかなと。どれもまずくはないのですが、また味わいたいと思わせるほどではなく、エスプーマだったりゲル状の粒粒だったり、エルブジの流れを汲んで流行をおさえてるなという感じ。サービスは一生懸命なのですが、席を立った時にナプキンをたたみなおしたり、バースデープレートを用意してくださったりは、「カシータ」の真似をしていると思わざるを得ません。オリジナルのサービスがあった方がよさが際立つと思いました。とはいっても、ハコは抜群にいい雰囲気だし、焼きたてのパンは絶品。午前3時まで開いているバーは、また利用したいと思います。
ルーブル美術館展
昨日は両親とひさびさのお出かけ。築地で朝ごはんのお寿司を食べた後、横浜美術館へ。ルーブル美術館展に行きました。絵画は70点ほどだったので、思ったより少なかったのですが、パリのルーブルではあまりにもたくさんの作品に、絞ってじっくり観れないので、こうやって事前にテーマごとに絞ってあるのはよいかなと思います。ただ、人が多い!絵の前に人の壁が7層くらいになっているのです。これじゃあさっぱり絵から語りかけてくるようなものが伝わらない。これから行く方は絶対に平日行った方がいいですよ。常設展では横山大観やゴーギャンの作品などが数多くあり、見応えたっぷりです。今日はこれから国際フォーラムで行われているベートーベンの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」に行ってきます。
「ジンガロ」観てきました
待ちに待った「ジンガロ」を観てきました。
騎馬オペラというものがどんなものなのか想像もつかず、観てきた人の体験談を読んでもピンとこず、期待は募るばかり。清澄白河駅から20分近くも歩いてやっと着いた木場公園(着くまでに3人の方に場所聞いてしまいました。)薄暗いテント内ではお香が焚かれアジアンチックな香りが立ち込めています。チベットのお経のようなものがずっと流れつつ、人と馬とその融合というような、それはそれは言葉にできないほど芸術的な作品でした。人が馬なのか馬が人なのかわからなくなるほどに気持ちが通じ合っているかのような、同化しているかのように私には見えました。それと驚くことは、12頭もの馬が間近に走っているのに、音がほとんどしないのです。静かななかで、ゆったりとしたチベットのお経が時間という概念を忘れさせ、馬の走りに風は感じつつ、なんとも不思議な感じ。気になる方はぜひ観といた方がよい作品だと思います。
写真はラウンジにて。シャンパンを飲みながら購入したパンフを眺める。
マシューボーンの「白鳥の湖」
スーパー歌舞伎公演「ヤマトタケル」に感動!
こんにちは。YOSHIKO社長のパートナーとしてB&Tの極上生活ブログに初参加します。今日は新橋演舞場で公演中のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を楽しんできました。スーパー歌舞伎とは、通常の歌舞伎の伝統を継承しながらも、現代的なアレンジを随所に凝らした市川猿之助一門率いる現代歌舞伎で一年に一度公演されます。静的な動きが多い歌舞伎に比べるとアクションが多く、中国の京劇役者の宙返りなどのアクロバット的な動きや、大掛かりな舞台展開など、歌舞伎のイメージが一変するほどで、台詞も分りやすく初めての人でも十分楽しめる内容。そういう僕もYOSHIKO社長に誘われて歌舞伎デビューしたのは一年前で、スーパー歌舞伎は今回二度目。4月まで公演期間がありますので機会があるかたは御覧になることをお薦めします。よく、歌舞伎では客席からファンの方の「おもだかや~!」等の掛け声が入り、場の雰囲気を盛り上げます。今日は偶然にも、いつもよく見かける声の主、弥生会(歌舞伎界のサポーター的存在)のチュウジョウ氏の近くの席だったので、色々と興味深い歌舞伎の掛け声の秘密を伺うことができました。例えば歌舞伎は女形(おやま)といって男性だけで女性役もこなすため、生の女性の声で掛け声を入れるのは、舞台を盛り上げる意味ではご法度なんだそうです。チュウジョウ氏はロマンスグレーの素敵な男性で、先日の中村勘三郎襲名披露宴のパーティーに招かれた際に、女優の鶴田真由さんとの写真をニコニコしながら見せてくれるお茶目な方でした。